Gunggek
日本語でグンギクと発音するこのコミュニティは、プラスサイズのブランドとモデルマネージメントを行う、バリ島内では大きなシェアを持つ組織だ。今回彼らの企画するプラスサイズモデルハンティングイベントにお誘いを受け参加したのだが、その企画力はとてもしっかりしたものだった。
モデルさん達が参加する初日のメイク講座には、ロレアルやメイベリンもスポンサーにつく豪華さ。その他、現地の商業施設やヘアサロンなどもスポンサーとして名を連ねた。
事前のスケジューリング、当日の進行もほぼ完璧。最終日のファッションショーは、時間通りにフィニッシュ。
こういう真面目な企画と実行力の積み重ねからこそ、企業の信頼は得られるのだと、よい勉強になった。
バリ島におけるプラスサイズの需要
今年バリ島でのイベント参加は２回。
6月、今回の12月、別コミュニティからのお誘いだったが、どちらもプラスサイズイベントだった。
「東南アジアでプラスサイズは主流なの？」
「プラスサイズのモデルさんは流行っているの？」
明確な答えは持ち合わせないが、今回のイベントにモデル志願した多くは、インドネシアのジャカルタから自費で渡航していた。
活躍の場を見込んでの決断だとすると、少なくとも一過性の流行りではない需要はこの地で存在するのだと感じた。
ブラに求められる要素
～グローバルな視点から～
「可愛い」
「付け心地よくて快適」
今回出会った方達からも商品は好評だった。
ただ、日本円で1万円弱すると、現地ではお手軽に買える価格ではない。それでも購入希望者がいたのは、着心地とデザインとサイズがポイントだったのだと思う。
衣食住の衣の中でも、ブラは絶対的な衣ではないが、だからこそ「着心地・デザイン・サイズ」の総合力がポイントになるアイテムなのだと思う。
満足を提供できるものづくり、グローバルに展開、これらを考える際、さらに価格をも含めた総合力をつけていきたいと思っている。
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